2023.10.2

iOSDC Japan 2023 で登壇してADEPの現状とカスタムApp移行についてお話しました

以前の投稿で書いた通り、iOSDC Japan 2023 の2日目(9/2)に20分間のトークをさせて頂きました。2020年から連続で4回目となりますが、今回のテーマはこちら。相変わらずエンタープライズに全振りしています。

今回もリアルとオンラインの併催となりました。自分は昨年同様に現地で登壇させて貰った次第です。


(2日目の会場朝一の様子)

コロナ禍を経て外出機運が高まっていたこともあってか、担当させて貰ったトークには20人程度の方に参加して頂きました。会場にも人は多く、どのトークも会場の席が埋まっていて盛況だったように思います。


(CC-BY-NC 4.0 / iOSDC2023の公式アルバムから。今回のトークは昨年以上にオフライン・オンラインでご覧頂いた)

 

自分が担当したトークでは、まずADEPの歴史を振り返り、2023年がADPへの移行という過渡期にある現状をお伝えしました。あわせてADEPの契約が万が一更新できなかった場合の配布済みInHouseアプリの挙動についても、弊社調査をもとにご紹介しました。


(2020年台に入ってから徐々に厳しくなってきた)

ADEPはオワコンとただ煽るということはしたくなかったので、公式サイトの条件さえ満たしていれば暫くADEPも更新維持できるであろうという考えは強調しました。

ADEPからの主だった移行先はカスタムAppになるわけですが、カスタムApp化で実際にハマりそうなポイントを弊社経験を元に幾つかご紹介し、ADEP更新をリジェクトされてから動くのではなく、事前にカスタムAppを申請する直前までの手順演習もお勧めさせて貰った次第です。カスタムApp以外に、AdHoc配布や非表示Appに移行することも可能であり、どのようなシチュエーションで採用しうるのかも紹介できました。

今回のトークでお話した情報が、ADEPのInHouseアプリで運用中の多くの企業で円滑に移行できる一助となれば幸いです。

トーク後には、お聞き頂いた方々から、実際に直面している状況でしたとか参考になったなどのコメントを沢山頂きましたので、タイミング的にもテーマ的にも良かったのかなと思います。今回の資料はこちらからダウンロードして頂くことができますので、よろしければご覧下さい。

 

今回も現地に足を運んでいましたので、一参加者として色んなトークをお聞きして勉強させて貰いました。関係者の皆さん、お疲れ様でした。もし可能であれば次回もまた何かエンタープライズiOS関連のテーマでプロポーザルを提出させて頂こうかと思います。

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